ロッド：１oz以上が投げられるもの。MH~

リール：ローギア。ノーマルやハイギアなどでは超デッドスロー専用のタエニアを扱いきるには苦しい。

ライン：ナイロン１６ｌｂ～

フック：自分はフロントにピアストレブル＃２、リアにピアストレブル＃３を使っています。好みでフェザーフック、マラブーフック、サイズを上下させたりはできますが、フックの形状や大きさによってはウイングの取付金具に干渉しやすくなるものもあるので注意してください。ピアストレブル＃２ならほぼ干渉はないですが、ごく稀にはあります。

【使い方】

ウイングが水面から出るか出ないかくらいのスピードが一番気持ちよく泳ぎます。一般のハネモノみたいなスピードでは巻けません。ローギアリールでないと使うのは困難です。よれるなと思ったらそれは早く巻きすぎです。さらに遅く巻くとウイングが水面から出ずに水中で動かすことが可能です。これは逆勾配でウイング角度を下方に調整しているタエニアにのみできる泳ぎ方です。沈んだボディと幅広のウイングで水をしっかりと掴み、超スローに巻いても大きくウイングを動かします。

壁や石積みに当てたり、カバーに引っ掛けたりしてはいけません。釣れた際に魚と一緒にルアーを下に置かないほうがいいです。キャスト時にルアーをどこかに接触させるのも危険です。いくら硬い金属を採用していても衝撃で羽や金具は曲がり、曲がってしまうと本来の動きは出なくなります。曲がってしまってもペンチを使用すれば戻りますが、金属がもろく柔らかくなるので慎重に扱うことをオススメします。

【釣り方のコツ】

【シェード・曇天・雨・雨上がり・早朝・夕まずめ・シャロー・濁りドシャロー・流れ込み・デカバスがいる場所】を狙うのがセオリーです。ハネモノ初心者の方はまず「本当にこんなんで釣れるのか？」という固定概念を捨てましょう。

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・タエニアは音も波動もハネモノ界最弱の超フィネスハネモノですが、魚はちゃんと気付いて出てきます。

・早く巻けないのでデカバスがいる小規模フィールドがオススメです。

・ピンを通すときはウイングを水面から出さないタエニアの独技「サイレントリトリーブ」を駆使しましょう。

・クリアな池でもハネモノは使えます。無視されてもタイミングを変えるなどしてみましょう。

・何故か真っ昼間のカンカン照りが良いときがたまにあります。

・「デカバスはハネモノが大好き」ということを深く胸に刻みましょう。

・ハネモノを手にするとき３５ｃｍ以下に浮気してはいけません。

・偏光で目を凝らして見えていなくても、どこからともなく出てきて喰います。

・向こう合わせを心掛けましょう。（でもビックリします）

・タエニアは飲み物です。

・決してせっかちに早く巻いてはいけません。ワームネチネチ並みに遅く使いましょう。

・ルアーの頭側に下から突き上げてくることが多いです。フロントフックの針先は常にチェックしておきましょう。

・ハネモノで釣りたいなら他のタックルを使わず一日やりきるくらいの覚悟で挑みましょう。

・見えてないなら足元までキッチリ巻き切りましょう。

・他のルアーでは見向きもしないデカバスでもハネモノなら喰ってくることは「多々」あります。

・タエニアはショートキャストが強いです。

・タエニアは大きい虫ルアーだと思って使うと扱いやすいです。

・渥美の釣り動画を見てタエニアの細かい動作や使用方法を学びましょう。